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Tezukayama, Osaka TEL 06-6653-9600
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帝塚山散策 4日目


 

天下茶屋跡

天下茶屋跡 大阪を代表する下町という風情を今も色濃く残す天下茶屋。地名の起源は、江戸時代以前の16世紀にまでさかのぼります。

当時、このあたりは南京豆を作る畑が広がるのどかな一帯で、住吉大社へ参拝する人が頻繁に行き交う紀州街道が走っていました。 その街道沿いに芽木光立という人が建てた一軒の茶屋があり、そこに豊臣秀吉が立ち寄り、三代目小兵衛に米三十俵を賜ったという逸話が残っています。 それがいつしか「殿下茶屋」「天下茶屋」と呼ばれるようになり、この町の名前として定着しました。
天下茶屋跡石碑 またこの茶屋は、備前宇喜多家の臣・林源次郎が、父と兄を葬った当麻三郎右衛門を淀君の住吉大社参拝のお供の中に見つけ、念願の仇討ちを果たしたという舞台になったことでも知られています。 さらに、千利休の師である武野紹鴎が隠棲したところとしても知られています。 その茶屋のあった場所は、今となってはその跡を示す碑がひっそりと残っているのみです。
・阪堺電軌阪堺線天神ノ森駅下車2分


万代池

万代池1 この池は、上町台地の浸食台をせき止めてつくらせたとされいます。明治の中頃までは灌漑池として利用されていました。その後宅地化が進むにつれ利用形態も変わり、昭和の初めごろには共楽園という遊園地として、春や夏には大層 にぎわっていたようです。
万代池2 池の名の由来については、つぎのような逸話が残っています。昔ここには不思議な魔物が住み、街道を往来する人を悩ませ恐れられていました。そのため、聖徳太子は四天王寺から人を遣わし、魔物を鎮めるためにお経をあげさせたところ、その後再び魔物が現れることはなくなったと言います。その時あげたのが曼陀羅(まんだら)経であったことから、曼陀羅池(まんだらいけ)とここを呼ぶようになり、これが訛り、萬代池(まんだいいけ)になった」となりました。
万代池3 戦後に植えられた桜の木はりっぱに成長し、満開の頃ともなれば公園を白く包み込みます。また、四季を過ごす水鳥に加え、冬に向かう頃には北からの渡り鳥も多くやってきて、野鳥ファンのみならず、公園を訪れる人たちの楽しみのひとつともなっています。
・阪堺電軌上町線帝塚山三丁目下車2分


チンチン電車

チンチン電車 チンチン電車の呼び名で親しまれてれている阪堺電軌の前身は、大阪馬車鉄道です。馬車鉄道として1900年(明治33)9月に、天王寺西門前から東天下茶屋間の営業を開始しました。その名が示すとおり、軌道に乗った客車を馬が引っ張るというもので、当時は新しい交通機関として全国で脚光を浴びていたものです。
チンチン電車2 このチンチン電車は借り切ることができます。車窓の景色を眺めながらパーティーや、同窓会、子供会など、さまざまに利用されています。
料金は、平成19年3月現在で¥55.200(税込)。 カラオケ使用料3,000円(税込)。乗車可能人数は、1両に35名くらいまでだそうです。
問合せ先:阪堺電気軌道株式会社 営業課 TEL06-6671-3080
(土・日・祝日を除く.営業時間 9時〜17時50分)